いばるは戦術

ポケモン レート用構築メモ

【サンムーン】冷やし分身(お湯)



こんにちは くろすけです

今季もまた、飽きもせずに分身バトンパを考察しておりまして
「せっかくラストシーズンだから、今まで使ったことがないタイプの分身にしたいなー」
と雑に考えてました。

僕が使ったことのあるタイプの分身パ

  1. 砂パ偽装分身
  2. 対策ポケを対策し返すガチ分身
  3. 6世代対面厨パ分身
  4. サイクル構築風分身

「なんだかんだ型にはまってる感あるなー」
「よし!奇抜で且つ何するかよくわからない、でも実は分身なんです!!って構築にしよう」



で、紆余曲折して完成したのがこちら

なんだこれは…
なんでネイティオシンボラー同居してんだ…
マルマインってどういうことだ…
あの優男みたいなポケモン初めてみたぞ…


と、考えてもらえてたら僕の思惑どおりです
この構築は相手の思考を乱して選出時間1分半を考えさせないのがコンセプトなのです!


各ポケのポジション紹介

起点作成:ダグトリオ

分身バトン:ペンドラー

メインエース:ヒヤッキー

マジックガード:シンボラー

マジックミラー:ネイティオ

防音:マルマイン


今回は起点作成を1枚、バトン役も1枚にしてアンカーの枠を増やしました。
さらにエースをヒヤッキー1トップにすることにより基本役のMG(マジックガード)に加え、特殊役のMM(マジックミラー)、SP(サウンドプルーフ・防音)をバックに置きました。
対応範囲を広げた守備の堅いチームに仕上がったと思います。

(くろすけ監督へのインタビューより抜粋)


個体等解説

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ダグトリオ@きあいのタスキ
特性:ありじごく
性格:ようき
実数値[努力値]
111[4]-144[252]-70-x-90-189[252]
技》地震/岩石封じ/砂かけ/置き土産

マイナーなポケモンで最も分身バトンの起点作成に向いていると思って採用しました。
ダグトリオ1匹でS操作、命中操作、相手ポケの火力ダウンまでこなせます。
さらに特性ありじごくで浮いているポケモンとゴーストタイプを除き相手のポケモンを逃がしません。
実際使ってみると想定以上に活躍してくれました。ジャローダと比べると多少クセがありますが慣れればジャロより強いかもしれません。


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ペンドラー@フィラのみ
特性:かそく
性格:ようき
実数値[努力値]
167[252]-120-109-x-101[92]-168[164]
技》影分身/身代わり/毒づき/バトンタッチ

レートのシーズン2、3あたりでは分身バトンといえばマゴバシャーモでしたが、最近はペンドラーの評価が上がっているように思います。
水手裏剣が等倍でレヒレアシレにタイプ的に強いからでしょうか?色々理由はあると思いますが、僕は最速メガバシャーモの上をとれるのがペンドラーのすごくいいところだと思いますね。
実は分身ペンドラーORASで使ったことがあったので使い心地を知っており、やはり安定して分身を積めたので、特に分身バシャーモでないことによる不便さはありませんでした。


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ヒヤッキー@イアのみ
特性:くいしんぼう
性格:ひかえめ
実数値[努力値]
168[132]-x-83[4]-165[252]-83[4]-136[116]
技》熱湯/悪巧み/身代わり/リサイクル

本構築の大エース、ヒヤッキー
他のポケモンは全て細かいところまで役割が決まっている枠なので条件に合うポケモンから探してすぐ決まったのですが、エース枠の条件は

  • マイナー気味のポケモンである
  • タイプ一致技がタイプで無効化されない
  • 高速再生技がある
  • 強力な積み技がある

この条件に見合うポケモンならなんでもよかったので、選択肢がそこそこ多くて逆に決めづらくすごく悩んでました。
そんな時、とある最強タケシから

ヒヤッキー

という今まで浮かんでたポケモンをぶっちぎるレベルでマイナーなポケモンをお告げいただき採用に至りました。

このヒヤッキー性能的には全く侮れるものではなく、悪巧みで高速積みをしつつ、通りのいい水技を撃ちながら、やけどのスリップを入れることも可能、さらにくいしんぼうリサイクルは将来の回復分を貯蓄でき、連続5回身代わりを撃てて、性質上連続技に強い。
正に分身エースをやるために誕生してきたようなポケモンなんです。すごくないですか!?
スイクンを差し置いて採用する明確な理由がちゃんとありますからね、ヒヤッキー
もっと踏み込んでいくと、通りすがりのヒヤッキー僧から伝授していただいたこだわりの努力値振り理論もあるのですが、その辺は本家の方で解説があると思うので、ここでは割愛いたします。

【くいしんぼう教ヒヤッキー宗の本家構築記事】
http://blog.livedoor.jp/romaika/archives/20057406.html

実践投入してみると、1悪巧み熱湯がかなりの火力が出て驚いたり、お手手ひらひらさせながらずっとニコニコしてて(こいつ煽り性能たけぇな…)と思わされたり、ヒヤッキーのポテンシャルにはさらなる可能性を感じましたね。


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シンボラー@カシブのみ
特性:マジックガード
性格:おくびょう
実数値[努力値]
175[220]-x-111[84]-124[4]-101[4]-156[196]
技》アシストパワー/チャージビーム/身代わり/羽休め

マジックガード枠。
この枠といえばピクシーなのですが、ピクシーがペンドラーと一緒にいるとなった途端、胡散臭さが隠しきれなくなるので、今回は残るマジガ持ちのフーディンシンボラーランクルスの中からシンボラーを採用しました。
ミミッキュがいると基本出すことになるので呪い型じゃなくても対抗できるようにゴースト半減の実を持たせています。
ドヤ呪いミミッキュにドヤシンボラー出し、本当に気持ちよかったです。


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ネイティオ@ひかりのこな
特性:マジックミラー
性格:おくびょう
実数値[努力値]
171[244]-x-97[52]-115-91[4]-155[212]
技》エアスラッシュ/瞑想/身代わり/羽休め

吹き飛ばし系の技、挑発等の搦め手を躱す枠。
メタのはりさきの性質上、1加速1分身でバトンを回さないといけないので、回避率を少しでもあげるためにひかりのこなを持たせています。
レヒレの挑発を跳ね返しつつ起点にしたりしてましたが、カバの吹き飛ばしについては跳ね返して呼びたくないポケモンが出てきて、且つネイティオは身代わりのない無防備状態、砂のスリップは入る中でどうにか嵌めないといけないので、負けることもしばしばありました。
もっと改良の余地があると思います。


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マルマイン@たべのこし
特性:ぼうおん
性格:ひかえめ
実数値[努力値]
161[204]-x-95[36]-145[252]-102[12]-170
技》チャージビーム/毒毒/身代わり/守る

防音マルマインは滅びの歌キラーとして採用しました。この枠もメタ先の性質上1加速1分身でバトンすることになります。
結論からいうとマルマインはうまく刺さりませんでした。1分身だと避けるのにかなりの試行回数を要する、にもかかわらず抜き性能が全くない。そのためズルズルHPないしPPが枯渇して負けるというパターンが多すぎました。
防音枠はもっと開発していかないといけませんね。


結果と総括

↑が最高レート時

今回の構築は僕史上最もマイナーなポケモン群を使ったので、かなり新鮮な気持ちで対戦に臨めました。
戦法バレを防ぐためにレートで見ないポケモンばかり入れたんですが、やはり性能はガクッと落ちますね。
でも、「僕のプレイングでリカバリーするからな!お前らも頑張れ!」みたいなメジャーポケを使う時にはない愛着というか絆というかなんかそんなものがありましたね。

気分は弱小サッカー部の監督です(笑)

縛りプレイとかではなく本気で勝つためにこのパーティを組んだので、もう少し上を目指したかったです。ちょっとそこは悔しいですね。
また、USMに向けてマイナーポケの考察もガンガンやっていこうと思います。


提供

フシデ孵化あまり:おかともさん
ディグダ孵化あまり:志摩さん
ネイティ孵化あまり:志摩さん
ヒヤップ孵化あまり:志摩さん
ビリリダマ孵化あまり:志摩さん

ポイマのポケ物交換:マイスタ-たけさん

バトンエーススカウト:志摩さん
ヒヤッキー努力値指南:志摩さん
防音枠指南:志摩さん

分身バトン考察指南:分身バトン界隈のみなさん

僕がシャドバやってる時にポケモンやれって言ってくれた方:オオタチスト他フォロワー多数

みなさんありがとうございました!


ここまで見ていただきありがとうございました!

それでは◹(=͈╹ㅈ╹=͈)‬ノシ